ドラマ：熱血司祭（열혈사제)

＜ドラマ:熱血司祭＞

セリフ、写真を含む画像、動画の著作権はす全て韓国放送局SBSにあります。

放送期間：2019年2月15日〜2019年4月20、夜10時（全40部作）

製作者：サムフアネットワークス

企画：SBS

演出：イ・ミョンウ

脚本：パク・ジェボム

出演：キム・ナムギル、キム・ソンギュン、イ・ハニなど

★★★★★★★★★★

＜企画意図＞

あらゆる汚らわしい罪を犯し、自分の罪を神様に告げることによって神様から許しをもらったと思い、このような行動を無限に続けながら神を信じる虫酸が走る人間ども！昔から今まで世の中に一番うまく行くコスプレがまさにこれだ。

実はこのような人間どもは自分達の心が安らぐ為、罪滅ぼしをしている。

自分にやられる人々のことはこれっぽちも考えない破廉恥な者達である。

いくら万民に平等な宗教でも今や人を選んで受けなければならないのではないか？

人を選んで受け、懲らしめる時は懲らしめ、俗世の正義とバランスを合わせること。

これが現代の宗教が持たなければならない正義観ではないだろうか

よって鮮やかな正義観を持つ聖職者を描いて見たかった。この聖職者を通じ宗教的な話をするのではなく日常の小さな腐敗に関して無感覚になった韓国人達の道徳的な危険を見せようとする。合わせて腐りきった世の中にとって不滅の抗生物質はやっぱり人間である事実も！

★★★★★★★★★★

＜登場人物＞ 

キム・ヘイル司祭役（キム・ナムギル）

キム・ヘイル（39才）、洗礼名：ミカエル/司祭

アルコール依存症初期、禁煙禁断現象によるイライラがひどく、荒い毒舌と皮肉！その上、間欠性爆発性障害まで！

この方の正体はカトリック司祭である。外見は慈悲深い司祭にイケメンであるが、性格は荒っぽくてしょうがない。頭にくることがあると何も見えなくなる。統制不能である！しかし、人間と世の中に対する分析力、洞察力、判断力は大変鋭い性格である。案の定ヘイルは10年前まで「国情院対テロ特殊チーム」要員だった。しかし、衝撃的な事件に巻き込まれ国情院をやめるようになる。さまよっていたヘイルは魂の救援者であるリ・ヨンジュン神父に会い、少しながら償う為、修道院に入り司祭の道を歩むようになる。しかし、リ・ヨンジュン神父が謎の死を遂げ、ヘイルの怒りの火が再びつく。以降、過去要員時代の優れた能力で事件を捜査し始める。

ク・デヨン刑事役（キム・ソンギュン）

ク・デヨン（40才）、ソウル市クダム区クダム警察署強力チーム刑事

カモ、おバカ、怖がりそしてもう少し過激な言い方だとオオバカ！これがク・デヨンである。弱く見せたくないのか見栄を張るのは警察署内では一番である。強力系刑事という奴が強力であるものは「鮮やかな言い訳」しかない。空気も読めず、館内の事故という事故は全部起こし「やぶ蛇」な状況を作る持主だが、優しい。涙もろく厳しくもない。だからこそもっともどかしい。強力系刑事としての能力は全然ないが他の能力はある。「ジャンケン大会アジアチャンピオン（韓国ジャンケン協会総務）」、「宝探し大会全国チャンピオン」、「全国ドッチボール大会MVP」、「息我慢記録保有者」などである。キム・ヘイル司祭との共助以降人生に大きな苦難が押しかけて来て、刑事として自分自身を振り替えながら憤然と立ち上がる。もちろん紆余曲折を経るが本人の特異な能力を発揮しながらヘイルを助け「強い野郎」に生まれ変わる。

パク・キョンソン検事役（イ・ハニ）

パク・キョンソン（36才）、ソウル中央地検特殊チーム検事

鮮やかな口達者で負けん気、戦闘力を持っている最高のヴィラネス（villainess）！どんな状況でも巻き込まれず自己ペースを維持しながら状況を支配する。正確な仕事ぶり、はっきりしている上下関係、優れた政治力加えて美貌とセンスまで！さらにイケメンだけが好きな面食いである。権力の忠犬であり「味方」ではなく「敵」で、熱血検事である。権力に従うからと言って卑屈で消極ではなくいつも言動は堂々としている。強者達の為の判決を下し、大衆とメディアの非難を受けても堂々とし図々しい！現在検察庁中の「普通のキャリア組」から「出世街道キャリア組」に成長中である。クダム聖堂に通い、人情味溢れる法曹人コスプレ中だが、彼女の前にヘイルが登場することで大きな変化が起き始める。

フアン・チョルボム役（コ・ジュン）

フアン・チョルボム（39才）、デボム貿易代表/前暴力団ボス

厚かましく、図々しく、面倒見が良いが悪質の中の悪質である！加えてボクシング選手出身で右に出る人がいないほどすごいファイターである。表向きがどこかの田舎の人のように厚かましい青年会長のようだが、内面は残忍、残酷で自分が起こしたことには後悔などは一切ない。クダム区が縄張りで、デボム貿易という会社を立ち上げ様々な悪行を起こす。また「ロシア特区」内の暴力団と関係を保ちながら悪行に利用し、地域建築及び行政不正に関与して多大な利益を地域カルテルに納めている。学歴がないことが一番のコンプレクスで高卒認定試験をパスし、放送通信大学に入学し哲学を専攻中である。賢く見せる為！仕事と勉強全てがうまくいくように見えたが、キム・ヘイル神父という難敵に会う。暴力団よりひどい荒っぽさを持っているヘイルは難しい。久しぶりの喧嘩相手になる！

ソ・スンア刑事役（クム・セロク）

ソ・スンア（28才）、ソウル市クダム区クダム警察署強力チーム新入り刑事

女子セパタクロー国家代表選手出身の強力チーム新入り刑事。有望なセパダクロー選手だったが道を歩いていた女子学生達を困らせる地域不良達にお仕置きをし、重傷を負わせた為、協会から永久除名を受け警察になった！ボールより悪党達を蹴りたくて！可愛く弱く見える外見だが実際はシンプルに無知である。一度決心したら激しく進めて行き、誰も抑えることができない。フィルドからコツコツ上がって来た根性そのものの刑事である。メンターになるような先輩がいない為、司祭であるヘイルをロールモデルとして考え強力チーム刑事の能力をより育っていく。ヘイルとデヨンの強力な味方であり突撃部隊である！

ジョン・ドンジャ役（ジョン・ヨンジュ）

ジョン・ドンジャ（40代後半）、クダム区庁長

９級公務員として区庁に入り区庁長までのし上がった人物。20年間歴代「悪徳区庁長達」の秘書官として働き、優れた頭脳と腕前で昇進を重ねて来た。誰よりもクダム区と公務員社会をよく知り、これを基盤に全てを統制下に置こうとしている。‘仲間同士で豊かに暮らす’を目標に中央権力に上納する状況を作らないようにし、自分を含むクダム区カルテルだけが横領できる構造を作って来た。区内の汚い物事を処理する為、チョルボムと仲のいい義兄妹関係を維持している。

カン・ソクテ役（キム・ヒョンムック）

カン・ソクテ（40代前半）、ソウル地検特殊捜査部部長検事。地域カルテルのメンバー

パク・キョンソン検事の上司。図々しく欲望と野望に満ちている。クダム区カルテルのメンバーで中心的人物としてカルテルと関連する汚職事件などを法の枠の中で巧妙に抜け出すようにする。その為、多額の利益を得て‘自分だけの夢’を成し遂げようとする。内情をさらけ出さない完璧なポーカーフェイスであり絶対人を信じない冷血漢である。

ナム・ソック役（ジョン・インギ）

ナム・ソック（50代半ば）、クダム警察署所長。地域カルテルメンバー

腐敗したクダム警察署長。親日派の子孫で、代々権力にくっつき寄生して来た。カルテルと関連する汚職と犯罪捜査を最初から遮断する役を担当している。事ごと無定見で、警察として品位や道徳性はない。日本の武士道に憧れ、彼の部下達はナム所長を‘ナカムラ’と呼ぶ。

パク・ウォンム役（ハン・キジュン）

パク・ウォンム（５０代後半）、クダム区国会議員、地域カルテルメンバー

クダム区３選国会議員。過去陸軍要職人物として過ごしていたが政治界に入門。賄賂受け取りや暴力容疑などあらゆる犯罪を起こしながらもカルテルの助けを受け政治生命を維持している。言動が軽薄で軽く人に隠れて頭を使ってもすぐばれる。

キ・ヨンムン役（イ・ムンシク）

キ・ヨンムン（40代半ば）、エセ宗教メカク教教祖、地域カルテルメンバー

クダム区だけで数百名の信者を抱えているメカク教の教祖。メカク教はキ・ヨンムンが創始した宗教で、改新教、カトリック、イスラム、仏教など全ての宗教がわかる自分を従うと大きな悟りと贅沢な生活ができると主張しているエセ宗教である。あらゆるエセ宗教がそうであるように、地域内に大きな人力、資金力、ネットワークを自負している。教祖キ・ヨンムンは自身がメカクの本願であると宣言し教祖をやっている。

ウラジミール・ゴザエフ役（キム・ウォンヘ） 

ウラジミール・ゴザエフ（40代半ば）、ギャングスタ

クダム区内「ロシア区域」にあるマフィアの一員で区域の情報通である。トルクメニスタン人の父と吉林省朝鮮族の母の間で生まれた。10代からハバロフスクでアフィアの生活を始め、7年前クダム区に生活の基盤を固めている。韓国語は比較的に堪能であるが特有の「ロシア語訛り」が感じられる。冷たく残酷に見える外見、スモーキー化粧でもっと冷たく見える。フアン・チョルボムと共生関係を維持しながら普段は賭博が好きでこれらを通じて残酷な取引もする。こんなに冷たいやつなのに、ヘイルの登場とともにどんどんアホになって行く。

イ・ヨンジュン主任神父役（ジョン・ドンフアン）

イ・ヨンジュン（70代）クダム聖堂主任神父/洗礼名：カブリエル

唯一徳望が高く名誉な聖職者だけに与えられる呼称、モンシニョール。その呼称を教皇に直接受けたのがイ・ヨンジュン神父である。皆に尊敬され明るくて暖かい老神父でありクダム区地域社会の相談役としてヘイルには誰よりも頼れる大きな唯一の存在だ。そんな彼が濡れ衣を着せられたまま急死してしまう。

ハン・ソンギュウ司祭役（ジョン・ソンウ）

ハン・ソンギュウ（30代前半）クダム聖堂司祭/洗礼名：マルコ

イ・ヨンジュン神父に仕えた誠実な司祭。突拍子で明るい少年のようだ。母胎信仰から始めカトリック中、高校を経て神学大、司祭叙品まで…

神様だけを信じながら生きる事が当たり前で自然だった人物。ヘイルが目指している「熱血司祭の道」を見ながら混乱に陥るが結局ヘイルを応援し味方になる。過去、輝く才能があったが司祭の道を歩みながらその才能はしばらく畳んでいる。

キム・インギョンシスター役（ペク・ジウォン）

キム・インギョン（40代前半）、クダム聖堂主任シスター/洗礼名：サラ

クダム聖堂の主任シスターで暖かく情が深く聖堂内の生活を担っている。いつも小言が多く最悪の状況を想像しながら心配という心配は全てしている。ワンちゃんのように飛び回るヘイルを見ながら心配がさらに深くなる。こんなキムシスターにも秘密が一つある。20年前、世の中を大騒ぎにしたある事件の主人公である事！しかし、ヘイルとハン神父はすぐにこの秘密を知るようになる。

ソンサク・テカラタナプラサット役（アン・チャンフアン）

ソンサク・テカラタナプラサット(30代前半)、中華料理店配達員

タイの田舎出身で純粋で明るい青年。中華料理店配達員として真面目に働き、貯めたお金は全て故郷の家族に送る。地域不良達にいじめられるが我慢しながら屈せず頑張っている。ところでソンサクにもすごい秘密が一つある。結局ソンサクの正体は明らかになりヘイルとデヨンに百人力の味方になる。

オ・ヨハン役（コ・ギュピル）

オ・ヨハン（20代後半）、コンビニ店員

別名‘NASAマニア’でソンサク唯一のベストフレンドである。大学では天文学を専攻したが、就職できずコンビニなどのパートを転々としている。優しくて情が深いが気が小さく４次元である為、他人との意思疎通が円滑ではない。しかし、ヘイルの出現以降、完全に大胆になり悪に対抗する‘気の小さい市民’になる。空腹時は聴力が弱く、腹一杯食べると聴力がよくなる特異体質である。

イ・ジュングオン役（キム・ミンジェ）

イ・ジュングォン（40代前半）

過去国情院対テロ部特捜チームチーム長

ジャン・リョン役（ウム・ムンソク）

ジャン・リョン（30代前半）、チョルボムの部下 

チョルボムの誠実な部下であり、問題児。生粋の忠清道（チュンチョンド）男である。過去‘プヨ石頭三重の塔’と呼ばれるほどの地域不良であったが、ソウルに来てからはぱっとしない。自分より年の若いフンソクが上司であることがいつも不満である。