ドラマ：黒い太陽 (검은태양)

＜ドラマ紹介：드라마 소개＞

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（残酷かつ暴力的な場面がありますのでご鑑賞の際にはくれぐれもご注意ください）

 (出典：YouTube.2021.06.21.

黒い太陽（검은태양）(2021年9月MBC金、土ドラマ)

（一年前、失踪された国情院最高の現場要員をどん底に落とした内部の裏切り者を見つける為、組織に復帰した事で起きる韓国型ブロックバスターアクション大作！）

‘消された要員、隠された真実’  

放映期間：2021年9月17日〜10月23日　（全12部作）

製作：ユ・ホング、KellySH、ソン・ウンド

企画：ホン・ソグ

演出：キム・ソンヨン

脚本：パク・ソクホ

出演：ナムグン・ミン、パク・ハソン、キム・ジウンほか

企画意図

我々は表面的な世界に生きている。そしてそこではすべてのものが一般的な常識の範囲で回っている。

しかし、いざこの世の中の根幹が決定される重要な物事はほとんど我々が見ない裏側で起きるものである。

そしてそこでは常識では受け入れられないタフな物事がしばしば起きたりする。

もしかするとこの瞬間にも我々が生きている世の中の底では脅威から自国民を守る為、国家情報機関の熾烈な

暗躍が起きているかも知れない。

ここに、一人の男がいる。

国情院最高の現場要員と呼ばれる、一本の鋭い刃物のような男。

ひたすら組織と任務に自分の全てをかけた彼に予想外の事故が発生する。

そしてこれをきっかけにその時まで知らなかった情報機関の暗い裏側を目撃するようになり、全ての事に懐疑をいだき始める。

我々は彼の戦いにどんな方法を使っても答えなければならない。だた、過去と言って偽りの陰謀論にすぎないとみなして来た物事が

まだどこかではっきり実在し、起きているのが厳然たる現実であるからだ。

このドラマは国情院最高要員と呼ばれる男が自分を奈落に落とした内部の裏切り者の存在を探し出しながら、組織の裏側に存在していた巨大な怪物と張り合うようになる物語である。

そしてその為、自分の内面にあった深い闇と対面するようになる過程を描いた記録である。

‘隠れている裏切り者を探し膺懲しろう！’

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<登場人物関係図＞

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<登場人物紹介＞

“疑うことがつまり生存だ。今から近づいてくる全ての者達の一言、身振り一つ、吹き出す息まで疑わなければならない‼︎”

ハン・ジヒョク（35才）役ナムグン・ミン 

国情院現場支援チーム所属

カミソリの刃のような鋭い直感力、ハンマーのような猪突的な突破力。一度目標が設定されると地獄の果てまで食いついて放さない根性。さらに突発的な危機の瞬間毎に飛び出る瞬発力はまさに動物的である。敵により機関や民間に被害が発生する場合その相手を見つけ報復をする任務を担当する海外情報局傘下の非認可TF‘フギャン（黒陽）チーム’の独歩の存在である。

彼が投入された任務で失敗はない。3年前、リビア、トリポリで韓国の建設労働者三人を拉致し、身代金を要求、公開処刑した武装団体の頭、アブニダルを数ヶ月間粘り強く追跡した末、イスタンブルの郊外の農場にいることを見つけ一人で潜入し、一緒にいた武装兵力数名をやっつけアブニダルの額に銃を撃って出た事件は今でも海外情報局内部では伝説のようなエピソードとして話題にされている。

このように外部の脅威から国家と組織を守る為、常に第一線で自ら危険に晒す彼に国情院職員なら誰もが見えない尊敬を持っている。しかし、次第に任務事態に没頭しすぎたせいで現場では独断的決定を強行するようになった為、周りの同僚達が死んだり、怪我をするなどの事故が頻繁に起きいつの間にか‘サシン（死神）’という悪名がつくようになった。敵に向かって引き金を引く瞬間までも、自分の任務がどこで、どのように出たのか決して振り返る事はなかった。

彼にはただ任務成功の可否が全てを評価する尺度である。

白と黒、善と悪、敵と味方、彼には世の中全てが二分法のようにはっきりしていた。

せめて一年前その事件が起きる前までは…。

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“この全てがあなた一人のせいなの‼︎　何があっても思い出して。そうでなければ一生あんたを恨むから‼︎”

ソ・スヨン（34才）役パク・ハソン

国情院犯罪情報統合センター４チーム

ジヒョクとは入社同期であり同じチームの同僚であった。中央日刊紙国際部の記者出身で、海外情報局で現場職達を支援する任務に当たっていた。一緒に仕事をやっていたジヒョクも認めるほど業務遂行能力が優れている。

人に対する愛情が深く、常にチームメンバーを格別に思っていた。しかし、国情院入社以降、業務遂行過程で自分が担当していた現場要員達が怪我したり、死ぬなど残酷に擬制される姿を見るようになり次第に心理的な問題を抱え始めるようになった。また、無理なプロジェクト推進による要員達の犠牲を強要して来た海外パートのド・ジンスク次長体制に対する反感を抱くようになる。

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“私が願ってるのは力…真実を守り抜ける力なんです‼︎”

ユ・ジェイ（29才）役キム・ジウン

国情院現場支援チーム所属

人に対して明るく暖かい視線を持っている。老若男女関係せず、他人に同化し共感する能力が優れ、感情変化を誰よりも繊細にキャチする能力を持っている。カイスト（KAIST）で物理学とコンピュータ工学を専攻し、中学校から大学まで早期卒業を朝飯前のようにして来た人材である。主に情報関連部署で分析員として勤務し勤務成績が最上位圏であり同僚達との関係も円満である。組織の中では成功する条件を持っている。

幼い時から数学からバイオリンまで多方面で優れた才能を持っていたが、他人達は自分と違う特別さを本能的に警戒するということに気づいてからは自分の才能を表に出さず適当に平凡で抜けている姿で自分を包装し過ごしている。

誰かが国情員に入社した動機に関して聞かれると“ただかっこいからです”と笑い飛ばすが、実は悲しい過去を隠している。

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＜海外パート＞

“大義の為なら常に犠牲はつくものなの‼︎私がそんなものまで…知らなければならないのかね？” 

ド・ジンスク役ジャン・ヨンナム

国情院海外パート２次長

国情院最初の女性次長。鉄の女と呼ばれる。行政試験出身でNSCのような外交・安保機関で勤務していたが、アンギブ（国家安全企画部）時代に特別採用で入社し今まで約20年間海外パートを任されて来た。国情院最初女性として一級次長ポジションまで登った立志伝的な人物である。見えない外部の脅威から国家と国民を守る為なら積極的かつ果敢な先制行動が必要であると思いながら今まで海外工作を展開して来た。

彼女がリードする海外パートは国情院本来の役割に充実だったにもかかわらず、常に権力と政治圏にコネを使ってきた国内パートに押され認められないことに不満を持っている。国内パートを縮小し、海外パートを強化しなければならないと主張しているイスラエル

情報機関モサドをモデルとした‘小さく強い情報機関’に対するビジョンを持っている。

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“ある記憶は…そのまま忘れた方がもっといい場合もある。我々すべてに”

カン・ピルホ役キム・ジョンテ

国情院海外情報局局長

海外工作に関連し組織内では独歩的な人物である。過去には常にはっきりする性格に短気な気質で有名だったが、年をとることに連れ柔軟で優しい性格に変わった。先だって離婚により私生活の側面では少し隙間ができたが、いつでも状況が発生すると、すぐに前の鋭い側面を見せたりする。

過去海軍スパイ部隊UDUの委託教育に参加した時代、目をつけていたジヒョクを国情院にピックアップし一級要員として育成した。ジヒョクが組織の中で唯一心を開く相手、ある意味父のような存在である。組織内で人柄や実力の面で認められ、部下達の信頼も厚い。誰もが認める海外パートナンバー２であり、次期次長に一番有力な人物である。

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＜犯罪情報統合センター＞

“そこでどうやって生きて戻って来たかは分からないが肝に銘じろう！もうここを引っ張っているのは…俺だということ‼︎”

ハ・ドンギュン役キム・ドヒョン

過去「フギャン（黒陽）」チームのチーム長であり、ジヒョクの直属上司であった。薄い金属メガネの向こうに見えるスマートな外見の後ろには必要であればいつ、どこでもひざまずく卑劣さを隠している。大変な環境の中自分の力で成功したケースで、出世と昇進に対する執着が誰よりも強い。

しかし、組織の中で活かせるコネがあるほどのスペックがない為、特有の非主流コンプレクスを持っている。一年前ジヒョクの失踪以降、海外パートで主導した大型プロジェクトが次々とキャンセルされる中、麻薬、ハッキング、ボイスフィッシングのような犯罪を担当し実績を出している。その為、海外パート内ではジヒョクの代わりに新しいエースとして浮上するようになる。

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チャ・ミンチョル役パク・ジンウ

国情院現場支援チーム要員

いつもノロノロ適当にサボっているように見えるが、実は胸の中にはそれなりの信念と熱情を持っている。有名私立大法学部出身で、組織内ではそこそこの人脈が使える能力は持っているがあまり身内文化を好まない性格でゴマスリも好きではない為、自分だけの道を選んだ。現場支援チームに来る前は心理情報団でインターネット上のコメント操作に関連する不当な命令を下した上司の顔を殴り、懲戒委員会にまでかけられた経歴がある。

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ク・ヒョウウン役グォン・ソヒョン

国情院現場支援チーム要員

情報要員というよりたくましい主婦に近い。他の要員達は訳ありにより現場支援チームに入ったが、彼女は業務程度が低い為志願しこの部署に来たケースである。稼ぎが悪くない弁理士の夫がいるからか昇進や業務成績などはあまり関心がなく、一刻を争う捜査をしながらも自分の子供達が幼稚園から戻る時間になるとすぐ帰る。 

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＜国内パート＞

“時代が判断してくれる。今まで私がやって来た全ての物事が国家と組織の為だった。”

イ・インファン役イ・ギョンヨン

現国情院の慣性や弊習を象徴する人物。アンギブ（国家安全企画部）時代、７級公開採用で入社し、現次長の中では唯一公開採用出身である。組織内では信望が厚く、常にいい人をぶっているが、自分を邪魔するものは容赦無く処断する二重人格的でごまかしが上手な人物である。

組織内の結束を固めるという名文で、学縁、地縁などで並ばせる悪習を作った張本人であり、組織を保護するという名文で毎回政権が変わるたび、様々な政治、選挙に介入し、世論操作のような違法を犯しながら今のポジションまで登った。院長を背後でコントロールし、事実上組織の実権を握っている。

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ジョン・ヨンテ役キム・ミンサン

国情院安保捜査局局長

融通がきかず、頑固な性格を持っている。過去強力な権力を持っていたアンギブ時代を懐かしみながら数十年前のアンギブ時代の記念腕時計を自慢する人物である。昔、公安捜査局時代からイ・インファン次長と長い期間苦楽を共にし、今まで彼を上司以上の存在として丁重に仕えている。

まさにイ・インファンの右腕である。